ダメ男に翻弄されながらも筆を握り続ける高峰秀子の魂の演技2時間
福地と決別するところの演技は無茶苦茶鳥肌立った 凄すぎる
弱々しくなったり、文学の鬼に豹変したり、女給として道化を演じたり、生きていく…
作家林芙美子といえば「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」が有名らしいですが、私が子供のころ、昭和17年生まれの母の学生時代のアルバムにこの詩がかかれており、子供心に人生って儚いんだなと思った覚…
>>続きを読む高峰秀子の名優たるわけはこういうところにあるよなと思いながら楽しんだ。
感情豊かに俗人的なキャラクター。
彼女が林芙美子を演じ文字通り記念碑的作品である。
産みの苦しみとは正にこのことで、全編の多…
唄が吹き替えなしとはいくら東海林太郎に仕込まれたとはいえほんとになんでもできる女なんだよな。この人の強さはやっぱり意地汚いぶさいくがやれるところ。しかし成瀬は室内の上手さが異常(なのでロードムービー…
>>続きを読む監督 成瀬巳喜男
脚色 田中澄江
母親 田中絹代
田中絹代監督の乳房でも脚色を担当してた田中澄江を追って、林芙美子に辿り着き、放浪する高峰秀子に出会った。秀子の演技が圧巻。ふにゃっとした猫背。しか…
これは完全に高峰秀子力が押していて、成瀬演出みたいなものはだいぶ鳴りをひそめている気がする。でもまあ小説書いてる時の顔が1番美しい、というのはちゃんとそう見える説得力で撮られているからやっぱり流石の…
>>続きを読む若い草笛光子と宝田明の美形がすぎて驚いた………草笛光子…美…………
私でも分かるくらいの俳優がいっぱいで楽しい
今見ても面白いと思うくらいに展開がすっきりしてるのは林芙美子だからなのか成瀬巳喜男だか…