林芙美子の自伝的小説「放浪記」を高峰秀子主演で作られたものだが、やはり成瀬巳喜男らしく高峰が惚れる相手の男がクズばかりだけど、そんなクズ男に惚れ貧しく苦労する高峰も、外見の良し悪しだけで惚れるただの…
>>続きを読む同じ日にオリヴェイラ版ボヴァリー夫人『アブラハム渓谷(完全版)』と一緒に見ました。
期せずして、女性の一代記揃い踏みといった感じで堪能。
こちらは会社の三十周年記念作ということでものの見事にスター…
《いい詩じゃないか 😄》
〝もっと見せてほしいな。僕の仲間にも紹介するよ。しかし驚いたなあ。こんな素晴らしい詩を書ける人がこんなところにいるなんて。カフェの片隅で発見した天才女流詩人に乾杯🥂しよう〟…
視聴者の性別によって印象がだいぶ変わりそう(なのでスコアはちょっと高めに付けました)。女性にとっては、社会進出がまだわずかだった時代の先駆者として、現在の環境の重みなどを感じるかもしれない。
でも高…
このレビューはネタバレを含みます
NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
林芙美子の原作小説と、菊田一夫の舞台版を合わせて映画化。
貧乏暮らしと頼りない男どもに振り回される己に辟易しつつも、どうにかこうにかして今日を生きる、…
この時代にして、3回目のリメイクというのも凄いものだ。
まるっと高峰秀子さんで、名演技を満喫出来ました。
ここでの秀子さんは、少し猫背だったり、お酌がぎこちなかったり…ふみ子を上手く表現されてまし…
カフェーの女給について色々調べているのだが、なかなか映画で描かれることはないので本作は貴重。
ゴミ箱の中のゴミのような文章と映画内でも散々言われているが、もしそんな文章ならなぜベストセラーになったの…