昭和初期を舞台に、行商人の娘に生まれ、女工や女給などの職を転々とする主人公ふみ子が、貧困や恋愛に苦しみながらも執筆活動に没頭する姿を描く。
ふみ子を演じる高峰秀子の上目遣いや猫背が奏功し、不機嫌で…
このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
媒体を問わず、『放浪記』に触れること自体が初めてです。
好きな作品です。
芙美子さんが魅力的でした。
また、「あの役者さんが出てる!」という楽しさもありました。
①印象に…
長いけどどうしても止められない。純粋に映画自体が面白いのもあるけれど、高峰秀子の動向をずっと追っていたくなる感じなんなんだろう。
面食いで、その時代にしては結構落ちるとこまで落ちてるんだけど、強かで…
ふてぶてしい感じの娘を高峰秀子。
気怠い。それが良い!
日記の語りにそって物語が進む。
面白い。モノクロ。
貧乏なんだけど、仕事も転々としながら物書きをしている。
この頃はこうやって人にお金を借り…
★貧しい生まれ、貧しい暮らし、詩が好きなふみこが苦しい生活に負けずに生きていく。
◯こういう日記調の作品は面白いに決まっているのだ
◯この高峰秀子という女優さん、演技が細やかですごくない???嬉…
貧乏の辛さと書くことを職業とする人たちの苦労は伝わるが、彼女の後ろ向きな思考や無表情がどうにも受け入れられず。ただ「苦労していても前向き」という美しい物語が多すぎるのかもしれないと思ったりもした。か…
>>続きを読む林芙美子の自伝的小説を成瀬巳喜男監督、高峰秀子主演で映画化。
職や住居を転々としながら作家をめざす放浪生活。貧窮にあえぎながらも、たくましく、したたかに社会を生き抜く林芙美子という女性。
狡さや弱…
高峰秀子はうまいなぁ。
めっちゃ面白かった。
自伝なのに美化することなく、ずるく汚いところまで赤裸々に書いた林芙美子も大したもんだ。
ところでライバルの原稿のアレは史実?いや、すごいね。ガツガツっ…
林芙美子原作の「めし」「稲妻」「妻」「晩菊」「浮雲」と、傑作を連発した成瀬巳喜男監督の締めに当たる本作は、東宝創立三十周年記念映画として宝塚映画で製作されたせいか、成瀬らしい鮮やかなカット割りは影を…
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