視覚的な暴力描写を徹底的に排除した痛ましい暴力映画。監督の意図は明らかに成功しているだろう。逆にそれ以外の見方が私にはできない。みていて気分を害する。非常に人を選ぶ映画。私はそのテーマ性の分かり易さ…
>>続きを読むこれは評判通りにとても後味の悪い映画。
湖畔の別荘へバカンスにやってきた、ごく普通の家族が突如、惨劇に巻き込まれる。
映像的にものすごくグロいわけでもないし、際立って残虐な行為があるわけでもない…
最低。ストレスフルな映画。だけど、それを意図して作ってるから、最高だよね。
何の映画か知らずに見て、タイトルの意味に救いを求めたけど、結局裏切られた。そんな観客をも巻き込む迷惑な映画だからこそ、記憶…
このレビューはネタバレを含みます
大量殺人や理由なき(様に見える)殺人が珍しくない現代。
いたぶられる痛みは知らないが、
いたぶる快感は知っている者が跋扈している現代。
そんな「ありふれた事件」を真っ向から描いて、それがアンチテーゼ…
序盤から危ない臭いがプンプンしたな。映像が古いだけに残酷性は増すが大したことはない、これくらいの作品なら他にもいくらでもある。グロくもないし怖くもないし…全く面白くないね。悪役2人もくどすぎやねん。…
>>続きを読むもう一生観ないと思うし最悪な気分になるけどこんなすごい作品に初めて出会った。
映画の中の暴力からエンターテイメント性を完全に排除するとこんなにも苦しくて残酷になる。
本当にもう一生観ない。でもこの作…
このレビューはネタバレを含みます
恐る恐る、遂に観てみるか・・・と思って観たけれど、良作だと思いました。
ハネケのセンス(例えばオープニングの、平和に家族がドライブするシーンにあの音楽を被せたり、、)、不気味さを感じさせる手法に驚き…
暴力というものの本質を表した映画です。暴力とは、弱者に対して強者が行う一方的な攻撃のことですが、私たちは意外にも日常的にこの暴力を体験し、慣れてしまっているのではないかと思います。
この映画で見せつ…