鉄路の白薔薇の作品情報・感想・評価

『鉄路の白薔薇』に投稿された感想・評価

No.18[ガンスが病床の妻に捧げた恋慕の情、"運命の輪"に轢かれた男たちへの鎮魂歌] 99点(OoC)

アベル・ガンスの4時間半に及ぶ"運命の叙事詩"であり、鬼のような量のカット割り、読ませる気…

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これは全長版の方が遥かに素晴らしかったと思う。拾い子の娘へ男たちが群がる擬似近親相姦、しかし相関図は思いのほかミニマル。

氾濫する"円"のイメージは車輪の回転運動からアイリスと円形クロースアップ、…

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mare

mareの感想・評価

4.0

100年前のフランスのサイレント映画にして重厚なる古典。機関車の車輪のカット、逆光を生かした影のある顔のアップ、無数のモンタージュの運動が異常なまでにクール。今観ても古びることはなく芸術的な面でも相…

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フランスのサイレント巨編。
これまた壮大な叙情詩だった。素晴らしい。
冒頭の電車事故シーンは、最近見た中では宮崎駿の「僕たちはどう生きるのか」の冒頭の火事のシーンのような迫力、同じくサイレント映画の…

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けん

けんの感想・評価

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2023 191

*171
Okabe

Okabeの感想・評価

5.0
長くて観るの大変だけどかなりスタイリッシュな演出が散見されて目が覚める
Nao

Naoの感想・評価

3.5
機関士シジフが養女ノルマに恋をしてしまう。黒と白の交響楽の二部構成で結構長尺。鉄道の上からのショットが印象的。フラッシュバックによるモンタージュが有名な純粋映画の佳作。

サイレント史上最高傑作の呼び声も高い100年前のフランス映画。「戦争と平和」(1919)のアベル・ガンス監督×セヴラン・マルス主演(本作撮影中に殉職)。日本で影響を受けた映画人は多く、黒澤明監督が本…

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momoka

momokaの感想・評価

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フランス映画論
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