松田優作(と村川透と丸山昇一)が伊達邦彦の病んだピカレスクっぷりに全力でシンパシーを感じていたのと比較すれば、当時流行していた太陽族映画の系譜としてあくまでも突き放し犯罪行為を描いている。タイトルバ…
>>続きを読む感情に訴えて金を貰う乞食をおちょくる、なぜなら情緒が嫌いだからという極端さや、取り繕った下衆野郎に刑事視点での客観が入る事の面白さなど造形は良い。想像の範疇の事しか起こらない遊びのない動きで終始堅い…
>>続きを読む普段は寡黙な秀才の大学院生。
しかし心の底は憎悪と怒り。そして野獣は野に放たれる。
仲代達矢が金と力しか信用しないピカロを演じる。もうね、目が怖い…!
目論む完全犯罪。それを追うベテランと新人刑事。…
大傑作松田優作版「野獣死すべし」と同じなのは、冒頭刑事から拳銃奪うのと相棒がおるとこだけ。松田優作版を観た大藪春彦が原作のあまりの改変っぷりにポカーンとしとったと友人から聞いたことあるので、仲代達矢…
>>続きを読む大藪春彦の58年文壇デビュー作を、白坂依志夫脚色、須川栄三が監督した59年製作作品。主役は仲代達矢。
須川は74年に「野獣死すべし 復讐のメカニック」も撮っている。こちらは藤岡弘。「野獣死すべし」の…
2025.05.11
▶≒【film】蘇える金狼 1979.08.25
2024.08.16
あれも就職運動の一つですからですネ
ギラ貼りから事務員、上手くいけば代議士か左派の書記長
マルクス主義…
相変わらず仲代達也の発声が素晴らしくて、メロメロになってしまう。
表の顔と裏の顔を使い分けるエリート殺人鬼の映画で、『アメリカン・サイコ』なんかも連想させる作品。
表では優秀な教授助手、裏では女学…