獣の戯れの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『獣の戯れ』に投稿された感想・評価

3.5

1964年 監督は富本壮吉。「妻の日のあいのかたみに」、「花実のない森」など若尾文子と組んでいる。
原作は三島由紀夫。この本は読んでいたはずだが、あまり記憶になかった。

 暗い映画。夫婦とその妻を…

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三島の原作を富本壮吉が監督。しかし脚本が舟橋和郎だからヘタ。三島の原作の理解度が浅い。
大井武蔵野館にて
cuumma
3.6

今作を観てから、原作を読む

この作品は三島の文章を読む方が、ずっと豊かだし重みがある
三島の形容詞の豊潤さに驚く、いい作品だ  

映画の方が奥行きがなく平たい感じを受けた。でもこの掴みどころのな…

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あやや祭り絶賛継続中。
三島文学は大好きなんで辛口になると思いきや、あややの色香に惑わされたのか、めちゃ堪能できた。
まず、やがては死に行きつくしかない変態でデカダンな三島らしいストーリーが堪らん。…

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3.5
原作に居た民俗学者は出て来ない。青年がヒロインの夫を殴ってしまう場面で背景が白っぽくなってスローモーション的になる感じの撮り方が印象に残った。
3.5

被虐趣味の夫婦に翻弄される若い男の悲劇。夫の浮気に悩みながらも若い男を誘う若尾文子がなんとも艶かしい。惑わされる若い男の苦しい心中察して余りある。それはさながら蜜の滴る花弁と群がる蜂の関係。劇中出て…

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3.5
若尾文子映画祭にて。これが三島由紀夫の世界観なんだね。あややの美しさがあってこそ成立した作品。
udonco
3.6
重いミシマイズム

涎繰になって、あややに泡姫紛いの事させる河津清三郎w
前途のある若者を、よろめきドラマに巻き込むな‥
白黒映画の汗染みは暑苦しさ倍増!
ジェリー藤尾といい山村聰、河津清三郎と食べ物をおっぺしこむのが…

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偏執的な愛、死への欲動といった三島由紀夫原作らしい作品。嫌いじゃない。
あややの美に脂が乗り切っていた。『卍』と同じ年か〜

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