5つの銅貨の作品情報・感想・評価

「5つの銅貨」に投稿された感想・評価

aron

aronの感想・評価

4.0
ミュージカルなんだろうが、
その色があんまり強くないので観れた。

ラストは久々に涙腺がゆるんだ。
ダニー・ケイ主演「5つの銅貨」は50年代に多く作られたジャズ奏者の伝記映画の中でもかなりの傑作だと思う。

もしこの映画がキライ!という方がいたら、説教とは言わないまでも、訳を聞こうじゃないか(寅さん風に)となりますわな(笑)

とは言うものの、imdbの投票数を見ると何と千人ちょっとしかないので、実は本国アメリカでは既に忘れられた作品になっているみたい。

時は1920年代。田舎出のコルネット奏者レッド・ニコルズは才気溢れる若者だがいつも空回りしてばかり。そんな中、友人の紹介で知り合ったコーラスガールのボビーと恋に落ち、やがて二人は結婚する。

ルイ・アームストロング(本人役)からコルネットの腕前を誉められたレッドは、既存の音楽に飽き足らず、音楽仲間を集めてディキシーランド・ジャズバンド「5つの銅貨」を結成し、巡業で全国を廻る。

このバンドが凄いんですよ。実在のバンドなのだがここから巣立ったバンドマンが、なんとジミー・ドーシー、グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、ジーン・クルーパ……と超大物ばかり。いずれも伝記映画が作られたほどの面々である。

やがてレッドとボニーの間には娘ドロシーが誕生し、家族3人はバンドマンと寝食を共にする生活が続く。

酒や煙草、そしてギャンブルに興じるバンドマンとの生活は娘に対して悪影響を与えると考えた両親は、ドロシーを寄宿舎に入れることを決めるが、これがかえって仇になってしまう……。

本作は、同時代に作られた他の伝記映画と比べて、家族のために夢を捨てた男の葛藤を描いたドラマとなっているのが異色。

前半のコミカルな雰囲気から、後半のシリアスな展開へのシフトチェンジがよく出来ている。そして大団円のラストへの持ってき方は、少し駆け足の感があるものの感動的だ。

あのラストはまるで本当に聖者が街にやってきたというような感じがした。

そして劇中でのナンバーでは、やはり「リパブリック讃歌」や「聖者の行進」が素晴らしく。特に「聖者の行進」ではダニー・ケイとアームストロングが曲にあわせて作曲家の名前を掛け合いするのが格好いい。(「ハチャトゥリャン!」「お大事に」が好きだわ)

アームストロングとドロシーと3人で別々の歌を歌ってハモるシーンも凄いし、くち三味線ならぬくちコルネットも見事なダニー・ケイだが、信じられないことにこの人は楽譜が全く読めないのである!!

ちなみにコルネットの演奏はレッド・ニコルズ本人の吹替。

ダニー・ケイの音楽的な才能は、ビデオでは廃盤になっているが「ダニー・ケイとニューヨーク・フィルの夕べ」で余すところなく披露されているので、こちらも是非オススメ。

■映画 DATA==========================
監督:メルヴィル・シェイヴルソン
脚本:ジャック・ローズ/メルヴィル・シェイヴルソン
製作:ジャック・ローズ
音楽:リース・スティーヴンス
撮影:ダニエル・L・ファップ
公開:1959年6月18日(米)/1960年1月30日(日)
くみこ

くみこの感想・評価

5.0
同郷でふたまわり年上のだいすきな友人からいただいた大切な作品💕
ほっこり~
楽団とアメリカ中を回るには、子連れだと難しいよね
サーカスとか劇団みたいな。つらい
ありす

ありすの感想・評価

4.6
素敵な音楽に乗って進んでいく夢と愛に溢れるストーリー
とっても素晴らしい名作に出逢えました
s

sの感想・評価

4.6
これぞ映画だ〜
ちっこいラッパ持った坊やもルイも娘も
みんな 可愛い
幸せな映画ですわ〜
菩薩

菩薩の感想・評価

4.3
幸せに泣き不幸に泣き、そしてまた奇跡と幸福に泣く、これぞ名作、これぞ音楽は魔法、クララが立ったの8倍は泣ける。ある音楽家の半生であり、ある家族の物語、何よりルイ・アームストロングが猛烈に良い。父と幼い娘とサッチモが奏でるハーモニー、父と娘のピーナッツポーカー、ひたすらスィウィンギン!スウィンギン!ノリノリで指鳴らしながら観てたら突然の悲劇が家族を襲い、そして父は音楽を捨てる決断をする。子供の犠牲にならないでとの妻の申し出、父は父なりに理想に向かってバスを走らせ、幸福に向かって進んでいたはずなのに…ならば今度は自分が犠牲になろうと、この決断が辛過ぎる。けれども音楽の神は彼を見捨てず、妻が、かつての仲間が支えとなり、娘が父を叱咤し、遂に父は自分の音を取り戻す。あの感動的なラスト…あぁ幸せだと、ただただ画面が歪む。プリウスも出て来ないし、ララランドの8兆倍は名作として語り継がれるべき、こう言う王道にめっきり弱い歳になってきたのかも…。
私もルイの店に行きたい!胸が高鳴るスウィング。ああ羨ましい。ミュージカル嫌いという人もサッチモの演奏は必聴。他にもダニー・ケイのあれこれや、さすがの子役。他にもやたらピンクなお部屋。59年の作品とは思えぬおしゃれなピンククリスマス(ツリーも靴下も)など見所聞き所満載です!満足。幸せ。
とと

ととの感想・評価

4.8
実在のコルネット奏者、レッド・ニコルズの半生を描いた作品。

コルネットってトランペットとは違った金管楽器の一種なんだ。知らなかった。
軽々しくラッパを口にしてた自分が恥ずかしくなった。

ルイ・アームストロングとの共演シーンはエンドレスで観てられるぐらい好き。
3人のセッションは特にめちゃくちゃ好
き。
ダニー・ケイが「ラグタイムの子守唄」、スーザン・ゴードンが「ファイブ・ペニーズ」、ルイ・アームストロングが「グッドナイト・スリープ・タイト」。この三曲はコード進行が全く同じに作られているため、三重唱すると綺麗に重なる。このシーンを観たいがために購入決定。

奇跡のカムバックと娘からの贈り物のラストは涙なしには観れなかった。。
こんな幸せな終わり方、こっちも幸せな気持ちになった。
レッドの半生を描いた物語の裏に、家族の愛、夫婦の愛、娘への愛、仲間への愛、そして音楽への愛がたくさん詰まっていた。

涙のお話良かった。
子供できたら、お話ししてあげよう。

大好きな作品になりました。
おすすめしてくれて本当にありがとう!!
最初は田舎者馬鹿にされすぎてw
ところどころなんかなーって思ってたけど最後は感動した。
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