5つの銅貨の作品情報・感想・評価

「5つの銅貨」に投稿された感想・評価

いや本当に良かった、すごく大事にしたい映画です大叔母様本当にありがとうナイスチョイスすぎる
ホットなステージ上、だぁだぁ滝の様に額汗をかくサッチモがドビドビいうて、セッション中「うわ、ビショビショで体から湯気出てる!」と思ったら、単にスモークでした。

エンタテナーがただワイワイ茶番を見せるだけでもなく、次場面フェイドのこじゃれた演出やちょっとしたセリフ、割とシュールなシナリオなど、楽しく粋な作品。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
メルヴィル・シェイヴルソン監督作。

実在のコルネット奏者レッド・ニコルズの半生を描いた伝記ドラマ。
涙が止まらなくなった。全編を彩るジャズミュージックももちろん魅力的なのだが、それ以上に家族愛を描いた感動的なストーリーが胸を打つ。
コルネット奏者として成功への階段を駆け上がっていくニコルズ。最愛の妻・ボビーとの間に娘も生まれ、順風満帆の人生を送る。ニコルズと娘の触れ合いはほのぼのとしていて幸福感でいっぱいだ。なかなか寝ない娘に渋々付き合うかたちでポーカーをしたり、ジャズクラブに連れて行って一緒に歌ったりする。
だが、予期せぬ不幸が家族を襲うことでニコルズは苦悩する。このままコルネットを吹き続けるべきなのか、それとも家族のために大切にしてきた音楽を捨てるべきなのか・・・。家族と音楽の狭間でニコルズは葛藤するのだ。
そして、ニコルズの奏でる音楽を通じて家族がひとつになっていく様が感動的で涙が溢れる。妻子に対するニコルズの愛と、ニコルズに対する妻子の愛が結実する瞬間で、過去の悲しみや失望を全て打ち消す愛の強さと幸福感に満ちている。
ジャズシーンも秀逸。ルイ・アームストロング本人によるトランペット演奏は圧巻の迫力を生む。ルイの独特のしゃがれ声も耳に心地いいし、嘘みたいな満面の笑みも印象に残る。また、主人公ニコルズを演じたダニー・ケイも素晴らしい演技。コルネットを演奏する際の自信と喜びに満ち溢れた表情と、自責の念に駆られ人生に絶望した表情。別人レベルに陽と陰の演技を巧みに使い分けている。ニコルズの歌はダニー・ケイによるものだが、コルネット演奏はレッド・ニコルズ本人が担当している。ルイ・アームストロングとレッド・ニコルズによるW本人のジャズセッションは何とも贅沢な気分を味わえる。クライマックスに演奏される『聖者の行進』も素晴らしい。
ちなみに、ニコルズが率いるジャズバンド「5つの銅貨」のメンバーにはグレン・ミラーもいる。本作と『グレン・ミラー物語』を併せて鑑賞すると一層楽しめると思う。
chiyo

chiyoの感想・評価

4.0
2022/3/10
1920年代のニューヨーク、田舎から出てきたコルネット奏者の青年レッド・ニコルズ。彼を演じたダニー・ケイがハマリ役で、特にルイ・アームストロング(本人役で出演)との掛け合いが最高だった。そして、楽団の結成、歌手ボビーとの結婚、娘ドロシーの誕生と、まさに順風満帆で満たされた日々。が、中盤以降から作品の趣きが変わり、辛いことの連続である。中でも、ドロシーがレッドのお休みのキスを拒む姿、雨の中でひとり佇むドロシーの姿が切ない。また、伝記映画でよくある「成功→挫折→復帰」の人生が描かれるけれど、レッドが音楽から離れた理由は驕りでも落ちぶれでもなく家族愛。だからこそ、彼の幸せを願って応援してしまうし、ラストのサプライズの連続は観ているこちらまで嬉しくて思わず涙。音楽も聴き応えがあり、とても素敵な映画だった。
sasha2022

sasha2022の感想・評価

4.2
主人公が天性のエンターテイナーでお調子者!💥ジャズのパイオニアであるレッドニコルズの伝記がダニーケイの比類なき優雅さとカリスマ性、冴え渡るユーモアで蘇る✨ 忠実な伝記であり、コメディミュージカルであり、希望に満ち溢れていながら非常に人間的。ルイ・アームストロングとのコラボは圧巻!新婚初夜で別のベッド😳締め出されて笑った。歌いながら剃刀でお客さんの髭剃るシーン好きだった。しかしこういう調子に乗ってるときに限って不幸は訪れる。。めっちゃ急展開。ポリオで鉄の肺に閉じ込められた娘。。家庭か名声か。成功したパフォーマーが最盛期に犠牲をはらって心の問題や家族と向き合う時。音楽の他に幸せは見つけられないってくらいの根っからのパフォーマーなのにそんな彼も人間の子。家族を思い、娘を励ましながらもに打ちひしがれ、娘が治ったら音楽の道を断つことを神に誓い、自分の才能を疑うことすらある。コルネットを川に投げ込むシーンは背筋がゾクゾクしました。また一つクラシックの素晴らしい名作に出会えて嬉しい。
ウニbonz

ウニbonzの感想・評価

3.7
ドリフの様な掛け合いとプライドの

(ライド→馬→馬刺→春)

このレビューはネタバレを含みます

もうルイアームストロング出てきた時点でもう涙もんなのだけれども、めちゃくちゃ好きな話かと聞かれたらそうでもなく…またいつか見てみよう。

このレビューはネタバレを含みます

 1959年制作、メルヴィル・シェイヴルソン監督による音楽映画で1920年代にコルネットの名手として名を馳せたレッド・ニコルズの半生を描いた名作である。

 古き良き時代の音楽映画では「グレン・ミラー物語」(55年)や「ベニイ・グッドマン物語」(56年)などノスタルジックでウォーマーな同じトーンと風味を持った映画があるが、本編は娘の病気と障害に音楽を捨て向き合っていくというシリアスなヒューマンドラマが付加されている分映画としての深みは一段上にあると言っていい。
 
 田舎から大都会ニューヨークへ出て来て楽団に入ってからの田舎者丸出しのドタバタ劇は少しやり過ぎ感があるものの中盤から終盤にかけて娘の病気を機に家族愛に目覚めていく展開は締まりが出て深みも増し、ラストシーンに至ってはグッと琴線に触れるものとなっている。
 また、彼のバンド「ザ・ファイブ・ペニーズ」にはグレン・ミラーやジミー・ドーシーが若手でいたり、闇酒場ではルイ・アームストロングが本人役で登場し、ダニー・ケイ演ずるレッド・ニコルズと掛け合う聖者の行進は大いに楽しい。
 コルネットの音は本物のレッド・ニコルズが吹いている。

 私も趣味としての音楽に携わっているが、実に音楽という奴はジャンルに関係なく、音響アンサンブルの妙に一旦ハマると麻薬的に人を惹きつけて止まないものがあるように思う。
 聴くにつけても演るにつけてもそんなところがある。
 脳の活性化やストレスの解放という側面もあるだろうが、一旦ハマると結構なものを犠牲にしても厭わない。
 この主人公のニコルズもバンドの演奏活動にかまけて家庭をあまり顧みなくなる。

 そして愛娘を演奏巡業の為に寄宿舎に入れ、たまに会える機会も潰したりする様になる。
 娘は父親との再会と団欒を都度楽しみにしているのに寂しい裏切りが続く。

 そして雨のクリスマスの日、外にはずぶ濡れで待ち続ける娘のドロシー(スーザン・ゴードン→チューズデイ・ウエルド)の姿があった。
 しかしそれが原因でドロシーは小児マヒになってしまう。

 医者は命も絶望的だと診断するが奇跡的に一命はとりとめる。だが両足に重度の障害が残ることになる。

 このことでニコルズは猛省し、サンフランシスコのゴールデンブリッジから父から譲り受けた大切なコルネットを川に投げ込み音楽との決別を決意する。

 バンドの若手だった連中も育ち、各自が人気バンドのバンマスに成長していく中、ニコルズは造船所の職工として家族を養い、娘の看護に専念する日々が続いた。

 妻のボビー(バーバラ・ベル・ゲデス)はかつてのミュージシャン仲間達とニコルズにカンバックを促すが演奏技術の劣化もあり彼は諦めの境地にいた。
 そんな時、自分の為に音楽人生を絶ったことが分かるにつれ、父との軋轢が癒えはじめたドロシーは自暴自棄に陥っていた父を叱咤激励し、もう一度音楽に向かわせようとする。

 一念発起してコルネットを手に猛練習を重ね「新生ザ・ファイブ・ペニーズ」としてカンバックのステージに立つが客席はボビーとドロシーの他閑散としていた。 

 がっかりして寂しく演奏するニコルズであったがそこにルイ・アームストロングやグレン・ミラーなどかつてのミュージシャン仲間が大勢の観客を連れてやって来たのである。そしてボビーもステージに加わる。

 そしてボビーはニコルズに、
   「あなたを驚かすことがあるの」
 と言って客席のドロシーに合図をする。

 ドロシーは自分の足でステージにいるニコルズの所までゆっくり歩き始める。

 父ニコルズの下までたどり着いたドロシーは父をダンスに誘い二人は暗転したフロアーで踊り始めるのであった。

 音楽伝記映画ではあるが、音楽の楽しさ、面白さを謳いつつ家族愛をしっかり絡ませて、ラストはハートを掴んでグッと来るエンディングで締めている粋な映画に仕上げられた秀作だと思っている。
 
mugcup

mugcupの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます


サッチモ!!!!!!
彼の笑顔はどうしてこんなに人を幸せにさせるのだろう
ダニー・ケイとの「聖者の行進」の掛け合いが素晴らしくて楽しくて
永遠に聴いてられます

音楽って素晴らしい
生きる力が湧いてくる
演奏者の想いと観客の想いとが混ざり合い調和する
空間に溢れるハーモニー
素晴らしい素晴らしい名作だ

そしてmugcupはひとり思う
なんて素晴らしい世界だろうって
sakurako

sakurakoの感想・評価

5.0
すっっごくタイプすぎて映画ランキング上位に入りました。
音楽、服装、装飾とかとにかく雰囲気が本当に好きすぎる、、
内容もちゃんとしてるしなんと言ってもサッチモの生演奏がやっぱりかっこいい
勧めてくれた父親に感謝!!
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