大島渚の韓国浮浪少年扱ったドキュメンタリー短編フィルム。全編スチールとナレーションという構成で、韓国の貧困捉える。古さ感じるのは致し方なしか。韻を踏んで繰り返されるナレーションが印象的で、本作の核と…
>>続きを読む朝鮮戦争後の韓国の極貧少年のドキュメンタリー。
スチール写真に小松方正のナレーションが入るという動かないドキュメンタリーだが、その少年の魂の叫びがしっかり伝わる。
それでも生きる子供達の希望が少…
10歳で自分で生き抜くしかなかったユンボギ少年の過酷な、力強いノンフィクション
そして本がベストセラーになりその少年とカミングアウトすれば楽な生活ができたところを永久に自分自身で生きられなくなると…
朴正煕政権下の貧困に生きる少年の独白。原作は日本で初めて翻訳出版された韓国書籍だそうで、大島渚によってナレーション付きモノクロスチルのスライドという実験的手法で映像化された。文体も感性も10歳のもの…
>>続きを読む大島渚監督による写真のつぎはぎのような短編。イ・ユンボギという韓国の少年から見る当時の韓国の実情。繰り返される小松方正の語りが強すぎていまいち集中出来なかったが貧しくも出て行った母や妹を想い懸命に生…
>>続きを読む赤貧のなかで奮闘する少年が主人公のドキュメンタリー。写真が多かった。「イ・ユンボギ、きみは韓国の少年。」と度たび国に言及されることで、なぜ韓国がこんなに貧しくなったのかに思いが致る。
韓国の青年たち…
イ・ユンボギという一人の少年目を通して、韓国という国の現実を描き出している。そして、ユンボギを韓国の厳しい現実を生きる少年の象徴としていく演出の手法が素晴らしいと思った。
特に、終盤の韓国の学生のデ…