写真に映る彼らは誰もユンボギ本人ではない。が、それでよい。ユンボギ⇔韓国の子どもたちすべてだから。写真の"嘘"がなければこのドキュメンタリーは成立しない。
写真とナレーションだけで映画作っちゃう…
内容は詩的かも知れないが、ナレーションがハキハキと事務的で情緒はない。が、これはこれで違った趣がある。どんな屈辱的な内容も、事務的にハキハキと読み上げるその声色に寒気を覚える。
また「お母さん、お母…
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄…
ユンボギという名の主体が写真を重ねて分裂、増幅しては、困難な問いの非単純化に加担していく過程が、我々観客の眼差しを通して進行形で生み出されている。韓国の少年、といった言葉に凝集される被支配的なイメー…
>>続きを読む”絞死刑“の原案となった作品ということで鑑賞。
「イ・ユンボギ、君は…」というナレーションが何度も続き印象的で、特に最後の「イ・ユンボギ、君は韓国の少年のすべて」というナレーションは“絞死刑“に結…