ホウシャオシェン5本目。
作品が変わっても撮りたいテーマが変わらない一本芯の通っている点には好感が持てるが、やはり家族というものに特別な感情を抱きづらい自分の好みには合わなかった。
映像と音楽、雰囲…
香港に住む女の子の周りの環境が変化していく話。
不安定な現実でも楽しく仲間と過ごす日々、だけどいつまでも続く訳ではなく…
不仲であったりそうでなかったりする家族関係、雑多で優雅で時に残酷な80年代香…
時代は日本刀からピストルへ。一人過去に生きるシャオヤンにとって盗人である兄シャオファンと想い人サンは彼女の中にある大人や都市への不安と憧れ、妹シャオウェイと友人達は田舎や青春への郷愁。街の発展により…
>>続きを読むどうして人は盗みをはたらくのかということの根源にある、貧困のなかの切迫した状況と渇き。北野武のキッズリターンのようなヤクザ的な破滅の一面もありながら、当事者というよりも周辺にいる人たち(妹)の視点か…
>>続きを読むホウ・シャオシェン監督初期作品。都会の夏の夜が美しく切り取られていた。
不良の兄を持つヒロイン。みんなで花火したりバイクを乗ったり、好きな人ができたり。その当時の夏の思い出がとても詰まっていて、夏…
母は死別父は遠くにいて半グレの兄と小さな妹と共に暮らすハイティーンの娘に降りかかる不条理というか世間の冷たい風を定点カメラと穏やかなスコアによってなぜか美しく描かれる。
半グレにの抗争で銃弾が飛び…