小さな町で個人の罪を告発する手紙が出回り、人々は混乱と共に匿名の書き手をめぐって疑心暗鬼に陥る。時代のせいで観る者にそうなったのねと思わせる手法が少し解りにくくもあった。終盤に真相が矢継ぎ早に明らか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
妻と子を同時に無くしてしまった過去を持つ無愛想なジェルマン、淫らで不安定なドニーズ、自分にとっては魅力的なキャラクターではなかったけど、2か月で800通以上届いた不気味な手紙とそれに踊らされる住民た…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人物の関係がよくわからなくて情けなくなってたら、レビュー読んでホッとしました。字幕についても。古いフランス映画でよく子どもの耳を引っ張ってる先生見ますが、昔の学校の伝統の技、それを「耳を引きちぎられ…
>>続きを読む「当時ナチスドイツ占領下にあった戦中のフランスで製作・発表された本作は、フランスをおとしめる対独協力作品として厳しい批判にさらされ、戦後、長らく上映禁止処分に遭うはめとなった。」
らしいのですが、は…
フランスの地方の小さな町で「カラス」と署名された謎の怪文書が相次いで住民たちに送られ、皆互いに疑心暗鬼に陥っていく。
本作は、ドイツ占領下のフランスでドイツ資本によって作られた。しかしフランス人を貶…
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によるドキドキ・モノクロ・サスペンス
丁度"不幸の手紙"みたいなホラー小説を読んでいたので、このジワジワと不穏さが侵食してくる感じが似ていてゾワリとした。
怪文…