名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの凝りに凝ったストーリーテリングが見事なサスペンス映画の秀作で、戦中らしい不穏な空気が流れているニューロティック風ムードが秀逸な作。
謎の怪文書を巡る群衆の右往左…
記録用
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品。
地方の街へやってきたジェルマン医師。
医師として信頼も厚いが街に「カラス」を名乗る告発文が町中に溢れ返る。
人々は告発文の内容により疑心暗鬼になっ…
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犯人当てが難しくて面白かった。
ローラか郵便局員の少女が犯人だと思ってた。ローラの夫である精神科医は全くのノーマークだったのでめっちゃびっくりした。
息子の仇を討って去って行く老女の後ろ姿がまさに…
このレビューはネタバレを含みます
原題:Le Corbeau
目茶苦茶面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
市民病院に勤めるジェルマン医師は学校に間借りしている。
病院での噂。「ローラはジェルマン医師の愛人」噂の出所は『カラ…
同じくクルゾーが監督した「犯罪河岸」を思い出した。あれは偶然と必然、真実と嘘、正義と悪、愛と憎しみ、コメディとサスペンスがエンジン全開でギャンギャン回転しながら、物語が目まぐるしく展開していき、観客…
>>続きを読む昔の映画の中でもかなり展開が早くて置いてかれる事もあった
しかし犯人とか結果はこの映画にとってはどうでも良くて人間関係なんてほんの少しの綻びで崩れて誰も信じられなくなるという事でしょう
もろにナチス…
フランスの田舎町で怪文書によってある産婦人科医が中傷され、やがて町全体が混乱に陥っていくさまを描いたフィルムノワール。
スピード感溢れる展開と会話劇が圧倒的。
怪文書の犯人探しはスリリングなミス…
2022/No.269
一通の手紙から始まる奇妙なミステリー。
街全体で犯人探しをしたり、犯人はあいつだと街全体で人を追いかけ回したり人間の怖さと集団心理の怖さを感じる。
ラストはそうだったか!…
カラスの正体は簡単どころか最初から分かるんだけど
クルーゾーの人物設定と画面構成の巧みさに忘れて釘付け
普通の映画だったら主人公の医者は善なんだけど
そこそこ嫌な奴なのが面白い
だから観客も群衆と…