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池部良がヤサグレ!篠田正浩はムラがあるけどこんなのもよい。にんじんくらぶ面白いの作るわ。殺人で3年の刑務所勤めから出所してすぐに向かうのが女でなく賭場って時点でギャンブル廃人、池部良。そこで出会う加…
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全体的に虚無感の漂う作品で、アヴァンギャルドなテイストを感じさせるカメラワークが印象に残った。
村木は敵対していた組の兄貴分を殺して刑務所に入れられていたが、出所してみれば対立していた組とは手打ちに…
華道や茶道など、日本的な文化、日本的な気質にはエレガンスとブルータリティという一見矛盾する二面性が同居しており、それは美意識への神経質さとその抑圧に反動せんとする瞬間的衝動に起因する──つまり自閉症…
>>続きを読むスコセッシが惚れ込み、コッポラがオマージュした作品
モノクロ映像のコントラストが鮮烈で、夢のシーンは素晴らしい
池部良は渋いし、ファムファタールの加賀まりこも良い
日本のノワールものはあまり見てこ…
原作者の石原慎太郎、そして監督の篠田正浩は、作品のどこ(なに)に乾いた感を求めたのでしょうか?
務所帰りの男、賭場で出会った若い女、二人から感じるのは殺伐とした組織社会や、賭けることでしか満たされ…
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