一人目を殺る池辺が受けた斬り返しは「手前、女房子は?」であった、という。池辺がその殺しを私する理由があるとすれば、そのひとことに由来するだろう。
その問いに刻まれたところが己が未来の標と認めるべ…
🎬 殺人シーンでオペラが流れる斬新さ
【CATV/日本映画専門ch/放送録画視聴/シネスコサイズ】
スタイリッシュな映像演出が特徴の日本版フィルム・ノワールの最高峰とされる作品。
今見ても全く古…
虚無感×刺激と痛み
魂の渇きを満たすかの様に危険な勝負に身を投じていく男女、そして三角関係
誰が何と言おうと私は私を許してやるの
もう朝なんて来なくていいわ
私、こんな悪い夜が好きよ
ちょっとカ…
心に虚無感を抱えた男村木(池部良)は賭博場で自分と同じものを抱えた冴子(加賀まりこ)に出会い惹かれてゆくが…
この時代の邦画特有の鬱々しい空気感を久々に味わった
コントラストの効いた白黒絵、武満の…
まさかの石原慎太郎原作でびっくり。
「人間、妙な動物だな。誰も彼もどういうつもりで生きてるんだ。みんな死んだ様なツラしてやがる。苦し紛れに生きてる真似をしてるだけだ。こんな動物の中のたった1匹を殺…
話はあってないようなものだけどとにかくカッコいい映画
役者、演出、陰影、カメラワーク何から何までスタイリッシュ
加賀まりこの美しさの吸引力が半端じゃなくてこの人を美しく撮ってるだけでもう良い
要は男…
めちゃくちゃ洗練されてる。カッコ良すぎた。正直ヌーヴェルヴァーグは苦手ジャンルだけどこれは好き。あの賭場のシーンはそりゃみんな真似したくなるよなーって感じ。さまざまな作品に影響を与えているのがよくわ…
>>続きを読む松竹株式会社