「モノにできない女に我慢できないのね」
スイスの美しい湖畔へバカンスに来た外交官の男。隣家に暮らす女流作家が書く小説のストーリー作りに協力するという体で、近所の少女を口説いてみせることになるのだが…
避暑地アヌシー。6年付き合った彼女との結婚を間近に控えた外交官が最後に弄ぼうと思ったのは、妖艶な美人作家でもなくファザコン気味の妹でもなく、膝が美しい無垢な姉———ロメール監督作品。
でもその姉の…
再見。
あるインタビューで、『でも、どうやってこれらの素晴らしい女性たちと毎日お茶を飲んでいるのですか?』と訊かれたロメールは、こう答えたという、『わたしの秘密とは、絶対的な貞節です』
私もそこに芸…
「おじさんが別荘でムラムラしてやばい」というどうしようもない話を、繊細な思索をもって紐解いていき、学術的な高みまで持っていくというかなりめんどくさい映画。
多分濱口竜介とかこれ好きなんだろうなーって…
※ここでは、エリック・ロメールの<六つの教訓話>を観たので記念にまとめて総括しています。『クレールの膝』のレビューではありません。
ロメールは『モンソーのパン屋の女の子』(1963)から『愛の昼下…
膝フェチかつ正義マンて、ほんまどうしようもないオッサンですわな!
でも膝おじ(敬意を込めて)の好みはねぇ、ちょっと分かっちゃう部分ある。ローラみたいな人を食ったような発言ポンポンするタイプ僕も好き…