単純にストーリーに引き込まれた。
初期増村作品のようなハイテンポの会話は見られなかったけど、当事者目線に立つと分かる気もしてしまう、絶妙な設定が面白い。
原作は「二人の妻をもつ男」というタイトル…
婦人向け雑誌を発行する主婦の世界社のスローガン「清く明るく美しく」を体現しようとする社長令嬢・道子の影で欲にまみれる者達。その皺寄せが道子を襲い、夫・健二の過去の愛人・順子までも巻き込んでいく。
絡…
婦人雑誌社の副部長をしている健二(高橋幸治)はかつて作家志望だったが芽が出ず、雑誌社の社長の娘で部長をしている道子(若尾文子)と結婚していた。
作家志望時代の恋人だった順子(岡田茉莉子)と久しぶりに…
フィルモグラフィでわりと影薄いが好きでした。若尾文子×岡田茉莉子ペアの出会いは破壊!感。諦念を抱えながらも人生堅実に地盤固める女と孤独に惹かれるカルマを背負った女が川の流れで合流する物語が大好きです…
>>続きを読む美しい女優出演の眼福映画。
当時のバリキャリ女性も夜職女性も基本着物なのかな⁉️それも素敵だった。
キスとは言わず、接吻って言うのも時代を感じる。
街の公衆電話も個性がある感じでかわいいな。
やっぱ…
男に都合が良すぎる狂人岡田茉莉子。都合が良過ぎてホラーである。
よく出来たミステリーに何とか情念を乗っけようとする増村の苦闘ぶりが伺える。
冒頭の再会からのキレキレカッティングが見もの。ラストの若尾…
なかなか面白かったです…が、個人的にはなんか思い出すのです…なんか既視感なんです
小学生の頃の私の妄想に似ていて…
もちろん子供の妄想なので、本作ソックリそのままということもなくて、そんなにまとま…
作家志望だった健三(高橋幸治)は愛人の順子(岡田茉莉子)と別れて婦人雑誌社の社長永井(三島雅夫)の長女、道子(若尾文子)と、打算的な理由もあって結婚しました。
道子は生真面目で仕事熱心なのですが、少…