大島渚監督作品
監督最初の独立プロ作品。
原作は大江健三郎
この原作で23歳で芥川賞を最年少受賞。
こんなに古いのに、中々強烈!
古いフィルムだし、訛りや当時の言葉で
聞き取り辛いところもある…
白黒...💧さすが大島監督。カメラワークとか演出すごいな☆
終戦後って、こんな感じやろな...レイプ、暴行、傷害事件が事件にならない...
戦争や、戦後の映画観るといつもこの時代に生まれて良かっ…
日本の話だけど頭が追いつかない。
価値観揺さぶり
心をむちゃくちゃにしてくる作品...
時代背景。村に所属、集団で生きること。
飼育される捕虜へ気持ち。
ショックな内容だった。
大人たちをみる子…
戦争末期の田舎という日本の未開が最大限に高まった瞬間。
ムラにおける天皇制ファシズムからのタテ社会、イエにおける本家と分家、差別される黒人と都会者、かろうじて食料を持ってる者が未開の王。
何も無かっ…
大島渚監督作観る
昭和20年初夏、山中に墜落
した黒人米兵を捕えて飼育し
た古い因習に捕らわれた閉鎖
的な村での出来事を
自分が一番に可愛いという人間の醜い心
が炙り出される部落民。彼らは滑稽で…
シネスコの長回しで捉える複雑な人物たちの動きも面白いし、ロングショットが本当に素晴らしい。男と女の対立、暴力とそれを止める運動、子供たちの粗悪な顔もすごい。戦争の終わり、日本の負け、と同時に死ぬ黒人…
>>続きを読む原作にある"大人のキモさ"のみにフォーカスしている。故に濃い。システムを守ることしか考えない大人のキモさ。システムに使われている。保守も革新もシステムしか考えてない点では一緒。もちろん大事なことだけ…
>>続きを読む権威にすがり、弱者に責任を押しつける。困ったら全体責任に転嫁するか隠蔽する。そんな日本人のメンタリティーは、時代が戦前から戦後に移っても、何一つ変わらなかったとさー。戦中戦後の寒村を舞台にした本作…
>>続きを読む言ってみれば『地球に落ちてきた男』白人デヴィッド•ボウイが、ジャワの日本軍捕虜収容所に落ちてきた(笑)エピソードを挟んだ『戦メリ』という作品が大島渚にはあるが、これ以前、終戦間近な東京郊外の貧困集落…
>>続きを読む大島渚プロダクション