♯140(2024年) 天使の人間転生と苦悩
ドイツ映画
ヴィム・ヴェンダース監督作品
舞台はベルリンの壁崩壊後のドイツ
主人公は天使カシエル
ベランダから落下した少女を助けるために人間界に降臨…
ヴェンダース「ベルリン・天使の詩」の続編。ブルーノ・ガンツが人間になったため、友人がいなくなったオットー・ザンダーも人間になりたいと思うようになる。善行によりにんげんになったものの、人間には善人、悪…
>>続きを読むこの頃のヴェンダースは明らかに低迷している。
名作の続編というだけで構えてしまうのだが、
早々に天使が地上に降りてどこかでみたことのある物語が始まり一気に停滞する。
悪の権化、デフォーが頼みの綱だっ…
結構好きかも。前作は人間界に馴染めた天使だったけど、今回は人間界に馴染めない天使だった。優しすぎるんだよなあ。
ドイツが統一されたあと、混沌とした社会の中に降り立ち、悪魔に騙されるまで。時間が存在…