深遠なる旅路へ。
映像の詩人と呼ばれたA.タルコフスキーの代表作。
そして祖国ソ連で撮影された最後の映画。
誰も足を踏み入れない場所“ゾーン”
その奥には願いが叶う“部屋”がある。
タイトルの『…
このレビューはネタバレを含みます
砂場のシーン、部屋からの3人をみるシーンがいい。
皆、自分の汚い欲望、深層心理を見たくない、見せたくないからと部屋には入らない。
ゾーンから付いてくるからと黒犬を連れ帰るストーカー。
黒犬は純真無…
■なんだろう…この麻薬のような中毒性のある映像とジメッとした質感。
■10代の時に初めて観て以降「ふと観たくなる」ことがあって、その度に新しい発見がある。“黒い犬”は一体何なのか?
■原作も10代の…
「ストーカー」は空間性に関する戦略で映画にSFを引き寄せてみせたという感じがする。
それは、サイエンスを見せなくても映画はSFに達するというほどの意味にほかならず、例えば、いったいどこで撮っているの…
「どこかのバカに罵られて傷つき、別のバカに褒められまた傷つく。みんな私の魂も心も食いつくそうとする。恥まで引きずり出し貪る。ジャーナリストや編集者、批評家、女どもが騒ぐ、"早く書け"と。私が死ねば忘…
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