アカルイミライ同様に企画性の強い作品なんだろうか
監督の個性というよりは職人的な作りになってる感じ
アカルイミライは今見るのがキツかったけどこっちは普通に最後まで楽しめた
この映画について宮台…
薄暗くて、独特な風合いのホームドラマ。
黒沢清監督の作品はこれが4本目。
CURE→Cloud→アカルイミライ→当作
徐々に日常生活が、ひび割れていく様子が
ヒリヒリしました。
家族の在り方につい…
2008年の映画。
2000年前後のあのころの閉塞感がぎゅーっと詰め込まれていて、あのころの先の見通せないどんよりとした感じを思い出した。
ばらばらの方向を向いていた家族が、行くところまで行って、ず…
部屋のショットのナメモノの多さ。
閉塞感があり、視線誘導されているような、そして、覗き見ているような感覚。
観客に目線を落とさせる、没入感な。
みんな自分のテリトリーを持ってる。
大人はわかってく…
株式会社タニタの総務課長がクビに。実在の会社名と庶民的な一軒家の描写で一気にリアリティを出す。人と人とは分かり合えないという徹底的な分断を描く。「お前、失業中なのか」の恐ろしさ。黒須家の空気。父親の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「どうやったら、やりなおせる。どうやったら。やりなおしたい。」
最近はずっとこればかり考えていた。
どうしても今は変えられない過去の事にしがみついて、あれのせいだこれのせいだと。
そうして深々と…