「楢山節考」
1983/4/29公開 日本作品 2018-218
日本アカデミー賞最優秀作品賞
再鑑賞シリーズ
1984年第7回 日本アカデミー賞最優秀作品賞
リアリズム映画の名手である今村昌平監…
自然信仰と共に生きる
忘れられた日本人。
姥捨山のくだりが有名な本作だが、それはこの作品のごく一部でしかなく、ここで描かれるのは、生物の生態系に組み込まれた人間という種の営みであり、その生態系シス…
食べ物がないが、社会秩序を保つ為に色んな村の掟を作る。
長男以降は奴という単純労働力で帯を持てない。
他人の私有財産を盗んだ者には村の合議の上厳罰が処される。
70を過ぎた老人は(労働力として機能し…
人権やヒューマニズムという観念よりも、飢えが支配する社会とはこのような物なのか。
このような社会では、共同体の維持だけが最も重要で唯一の目的となるわけで、弱者の切り捨ても善、女性をコミュニティの共有…
社会と隔絶された限界集落の独特な風習を、伝統的な民謡から考察して、丁寧に映像に落とし込んだ作品。いわゆる「姨捨山」の民話が元になっていることはいうまでもない。その他、村八分や性交渉に関する描写も見ら…
>>続きを読む映画の力にやられたわあ……
原作の文庫本はなんか実家の本棚にずっとあったし内容みてもいないのになんとなくこんなもんでしょと思ってたやつ……
お目当ての網走番外地の時間の前にちょうどあるし、戦メリに(…
またとんでもねえ映画見ちまっただ
今村昌平の土着的エロスは天才だと思う。
芝居してるように見えない。誰も。セットも衣装も何もかもが土地に馴染んでるし、こんな映像本当にすごいと思う。やはり画力。
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