本作は69歳のおばあさんが、貧しい村と家を守るため、70歳を迎えた冬に楢山に参る物語だ。ただ、因習によって、貧しい家のために年寄りは邪魔という文化が根強い中、元気な母・おりんを山へ捨てることに抵抗が…
>>続きを読むあき竹城さん演じる長男の嫁っぷりは、「健康で明るくよく働く妻」という最高の嫁っぷりを存分に発揮していた。
光っていた。
坂本スミ子さん演じる母親役は、最後の姥捨山の雪のシーンの拝んでいる姿と、緒形…
姥捨山に婆さんを捨てに行くという実に日本の田舎らしい物語。 現代社会からするとファンタジーにすぎないが、全編ロケと汚らしいキャストと田舎者特有の荒々しさでリアリティたっぷり。 ところどころ虫の交尾を…
>>続きを読むカンヌ映画祭パルム・ドール受賞作品。同じ年に日本からは大島渚の戦場のメリー・クリスマスが出品され、下馬評ではこちらが本命視(日本のメディアが騒いでいただけ?)されていた。
公開当時、カンヌ映画祭パ…
現代日本の生活とはあまりに違うけどほんの少し前まで村社会の連帯感というのはこんな感じだったんだろうな〜
集団で生きることの厳しさ、人生の意味がわからなくなるような、生き伸びること・飯を食うのだけが…
色々衝撃だった
内容とか、撮り方とか、生き物とか
ずーっと母親背負って山登りする映画なんだと思っていたけど、全然違った
起承転結とか背景がしっかりした作品だった
登場人物がみんな似たような顔でわか…
虫嫌いでたまに目を瞑りつつ…自然への畏怖とか尊厳の美しさとか、いろいろ、生の循環て付随するもの含めてとにかくすごいなと思った。
義実家はどこもあき竹城みたいな嫁がほしいだろな。あんな女になりたいな…
子どもの頃はそもそも背景やストーリーを完全に把握できなかったこともあり、若干トラウマになった記憶あり。ただ相当大人になってから観ると、これは人間が生死と性にただただ真っ向向かいあった話を描いたものだ…
>>続きを読む映画は汚くて醜いものを映し出す道具でもあるのか、、、
一概に老人を山に捨てることが悪いことだとは言い切れないし、おばもそのことを種の存続として受け入れてる。
新しい死の在り方を見た
もう観たくない…