デニーロの映画で一番好きな映画。
ベトナム戦争に負け、まだ街全体が濃い霧に包まれた様な出口が見えない混沌とした雰囲気の70年代のアメリカを良く写している。
デカイアメ車、夜のネオン、消火栓の水、地面…
「このロバート・デ・ニーロに半分共感する私は危ない人間なのかもな…」と思う一方で「けっこう、こういう反社会的行為を「やってやる!」って大なり小なり思うけど、実行する手前で思いとどまっている人は社会に…
>>続きを読む映画に目覚めるきっかけの一つ。
「これは俺のために作ったのか」とさえ思わせる映画の力。自分もトラヴィスになった(orなる)かもしれないと思った男は多いはず。
あの夜の街並みにあの音楽。この映画を…