当時の美しくどこか猥雑なニューヨークの街並み、その風景に呼応するように流れる渋くてうっとりする音楽だけでも見る価値はある。
しかし、その美しさと対照的に映る陰惨で病んだ人々、そして孤独で空虚で狂気的…
17歳で初めてこれを観たときは「トラヴィスは俺か!?」とまで思ったんだが、それから35年を経て観たらまったく共感できんかった。
勝手に決めてしまって申し訳ないがこの映画は35年前の自分自身の標本とす…
今から数十年前、大学生の頃に名画座で観た。初めて観たときは、なぜそういう展開になるか理解できず、難解な映画に感じた。まだ考察サイトはおろか、ネット自体が存在しない時代、意地になって2回、3回と映画館…
>>続きを読むちょっと難しかった
この街は腐っている、おれは孤独、鬱屈する主人公。
主人公の行動原理にイマイチ共感はできなかったが、すべてがつまらなく思えて、ぶっ壊してしまいたくなる心情には多少感情移入できた。…
孤独の果てって感じ
音楽も相まって寂しさを余計に感じる〜
トラビスはそんな毎日が嫌で変えたかったんだろうな
だいぶいろいろ空回りしてるし途中は正直厨二病か?って思うところもあったけど、
最後のべツィ…
全体としての流れは、戦争帰還兵である主人公が孤独な不遇から徐々に徐々に狂気を育んでゆき最後の凶行へとつながってゆくお話。
何か自分が男だからかすごく共感できるところがたくさんあった。
孤独な人間が救…
ベトナム帰還兵で不眠症のトラヴィス・ビックル。夜のニューヨークを走るタクシードライバーとして、街の底辺とリアルな空気感を誰よりも知っている。
彼が街に感じる嫌悪感、そして社会からあぶれた自分の孤独が…