刑法第39条をテーマにした法廷サスペンス映画。
簡単に言うと、犯行時、心神喪失なら罰せられないという、ある意味では納得いかない異様な法律を利用した完全犯罪というか大復讐劇。『真実の行方』の影響も感…
・所々にビジュアルの狙いを感じるのがすごく良い。オシャレかって言われるともうちょっとやりようありそうだけど、それでも絵作りを楽しんでる感じが良い。
(アプローチの仕方が、普段洋画で見るものとは違って…
【途中で底が見える】
(以下は1999年にロードショウを鑑賞してその直後に書いたレビューです。)
犯罪者が多重人格を装う話は、以前リチャード・ギア主演のハリウッド映画にあった。
この邦画はそれ…
高校の頃、倫理の先生におすすめされて観たのを急に思い出した。刑法39条の是非を訴えかける良質な映画。主題を強く心に訴えかける演出はもちろん、サスペンスとしての話の構成も素晴らしかった。観返したくはな…
>>続きを読む化粧気がなく、視線は常に泳いで弱々しく、黒目がちの瞳は虚ろ、地味で暗く覇気がない、鈴木京香の魅力をこれでもかという位そぎ落とした筈なのに、魅力は半減する事なく、より増している。役柄としての芯の強さと…
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