少年時代を取り戻すように子供と遊び、寡婦とプラトニックな愛を育み、天に昇るように消えた車夫の生涯。戦時中の作品ゆえかプロットが何枚か吹っ飛んでる気もする。それでも亡き父を想い酒を断ち‥‥そのあとなん…
>>続きを読む無法ってつくからどんな無法者が出てくるんかと思ったらあったかい話で泣いた
ぼんぼんの父が死んだところとか、成長していくところとか、無法松が死ぬところとか、過程を描かずにざっくり表されてて伝わるのが面…
阪妻の無法松がやはり一番有名ですが検閲で削除され、それだけじゃイミフなカットがある。
それを三船のリメイク版では全部見せてくれてます。
「泣いたのは一度きり」や「心臓麻痺」とかの伏線が回収されます。…
☆熊男
人力車を引く無法松こと富島松五郎は、前半は鈴木清順の『夢二』(1991)の長谷川和彦のように暴れ回るが、後半は相米慎二の『光る女』(1987)の武藤敬司のように可愛らしい大きな熊ちゃんにな…
一見無法者な松五郎の不器用な優しさが良かった
最後の車輪の回転とともに松五郎の一生を走馬灯の如く振り返るシーンが心にくる
戦時中に撮られた映画なのに構図が練られてて面白い
あと園井恵子がすごく綺麗だ…
無法松は英語ではoutlaw matsu
そのアウトローな男の周囲で起こる日常を描いた作品。未亡人に恋する松五郎と松五郎を父親のように慕うその未亡人の息子とのやりとりが微笑ましい。この少年が長門裕之…
タイトルだけ知ってたのでとりあえず観てみたが、松五郎を通じてお金よりも大切な人間性の大切さが描かれており、とても良い作品だった。
昔の文化や価値観の片鱗も感じ取る事ができるのもいい。
やはり時代…