福岡県北九州市(旧小倉市)が舞台の小説を映画化したもの。
私は地元小倉っ子です。
「黒崎」「若松」「境町」「久留米」
知ってる地名が沢山🤭
ありがたいことに小倉の映画館で修復版を観る機会に恵まれ…
戦中期の映画のためかなり脚本時点で削られてるうえ当時の政府とGHQの2回の検閲を受け10分単位の削除シーンがある。そのため全体的に決定的なシーンがほぼないまま急ぎ足で展開していき後から描かれなかった…
>>続きを読む1943年制作のオリジナル版。
「無法松の一生」は、この作品の後に、三船敏郎版、三國連太郎版、勝新太郎版と三度リメイクされているわけだが、やはり、阪東妻三郎のこのオリジナルが凄い。
いやあ、板妻…
このレビューはネタバレを含みます
こういう屈託のない映画は今の時代に作られることはないのだとしみじみ思った。
リズムも良くて観ていてとても気持ちのいい作品だった。
決して明るいだけの映画ではないが、坂東妻三郎演じる松五郎がとにかく気…
富島松五郎🟰坂東妻三郎、吉岡敏雄🟰長門裕之の域に達した完璧な無法松の一生。不幸にも内務省とGHQの検閲を受けながら、惜しまれて夭折した伊丹万作の魂を受け継いだ稲垣浩監督の、年老いた人力車引一筋の無法…
>>続きを読む【萌えキャラとしての松五郎】
バンツマちゃんの活き活きとした漢っぷりが爽快な稲垣浩監督&伊丹万作脚本による名作。人力車でスーイスイ。🏃♂️💨
子役の長門裕之(当時は沢村アキヲ)も可愛く、恩義&…
1943年verのデジタル修復版。三船敏郎verの方も観たくなった。
脚本もカット割も、血が沸いちゃった。
「カメラマンの宮川一夫は、カメラからフィルムを取り出さずに「撮影→巻き戻し→再撮影……」…
無法松の一途な奉公人生が愛おしい名作映画。戦中に作られたせいか、穏やかな日常にふっと現れる命の儚さの表現が印象的だった。
何より素晴らしいのは撮影監督・宮川一夫のカメラ。時の流れや無常感をあらわす車…