まさか小早川の秋を4Kリマスターでスクリーンで見れるとは。だって4K化に消極的な東宝作品なもんで。
午前十時の映画祭には感謝。
小津映画って、実はポップでオフビート的なギャグに、独特なカメラとカット…
情緒不安定な小津安二郎。
ここまで真っ向から「死」と原節子との関係に向き合ってるのは初めて観た。
笠智衆の遣い方が象徴的すぎてえぐい。あれは人ではない。
ストーリーは東京物語の頃よりも複雑性を極め…
037****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ …
原節子の「あたしはこれでいいのよ、このままよ」の前後のシーン、音楽が不穏で異物感が漂ってるけど、つなぎが巧妙ですげーな…と思ったらいきなり終わった笑
少し変わった小津作品だなと思ったら松竹ではない…
u-nextで鑑賞。
女系家族見たあとなんで、中村鴈治郎演じる腹黒い大番頭が、今回は妾を持つ大阪の造り酒屋の大旦那役に。
京都の妾宅は三味線が流れてて粋な雰囲気の町家。
妙齢の原節子が色っぽい。…
やはり、本作は、新珠さんが素晴らしい。それと、浪花千栄子も素晴らしい。
これ、森繁が唯一、出演した小津作品なわけでもあるんだが、森繁と小津はやはり合わなかったようだ。
森繁が少ししか出てこないの…
老いた人の生に、女性の結婚という「イエ」の問題、同じモチーフ。
会話のユーモア、テンポが巧み。
イエも、和洋の混交も時代だなという感じ。また後者は、死・人生という要素も合わせて流れていく時(時間・…