年末から観ていて途中までは退屈気味であり、休み休みであったが、二代目中村鴈治郎が亡くなったシーンの団令子の卑しさと浪花千栄子の無神経さが名演は勿論、亡くなったシーンが無いことと遺体を寝かせた布団を挟…
>>続きを読む小津作品でこんなにも死がフィーチャーされている作品はあったかな、と思うくらい終盤にかけて不吉な画を見せてくる。カラス、喪服、火葬場の煙突と煙。見入ってしまった。
そんな死を契機に、自らの人生を自分…
自宅にて鑑賞。
小津映画を観ると心が安らぐのはなぜなんでしょうね。
計算された構図と役者の動きがやっぱり美しく気持ちいいからかなぁ。
蓮實重彦の『監督小津安二郎』をちょうど読んでいるので、読了した…
家族や親戚との距離感に時代を感じる。「こうしなきゃ」の価値観が全然違って、それが新鮮で面白い(結婚しなくちゃ / 京都には黙っていかなきゃ)。ある一定期間に起こった家族それぞれの話をしてるだけなのが…
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