暴漢に襲われ頭を殴られたことにより記憶喪失になった男の恋の物語…というとよくある韓流ドラマですが、監督はアキ・カウリスマキ、そこは経済的に困窮する社会であり、恋の物語もひたすら淡々と描かれている。
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序盤★2 中盤★2 終盤★2
“敗者三部作”その2。
見どころ
◯1995年に亡くなっているカウリスマキ兄弟作の常連俳優マッティ・ペロンパーの写真が飾ってあるシーンに熱い友情を感じる。
◯ラスト…
ハンニバル 良い子良い子
初めてロック聴いた救世軍バンドが揃って主人公の顔見るところ可愛くて好き、悪徳警察官が全然悪人じゃなくてほっこりハートフル
カウリスマキの映画、なんかどうぶつの森の動物た…
記憶をなくした男が新しい人生を生きる。
語り口は淡々としていながらもプロットは波瀾万丈で、バランス感覚がおもしろい。
俳優を正面から捉えるカメラが印象的。
偉そうにしている警備員や、高齢ながらも矍鑠…
暴漢に襲われ瀕死の重傷を負った男が奇跡的に息を吹き返すが記憶を失っていた。
何をするにも名前が必要でどうにもならない、と思ってると意外とどうにかなった!
名前がないことの生き辛さよ。
冒頭で全て…
暴漢に殴られて気絶した主人公が目を覚ます次のショットで、覚束無い足取りでよろめきながら進む男の進路がPOVで提示されるのだが、ここのカットだけデ・パルマの映画を観ているような異質な感があり、映画全体…
>>続きを読む全編通して救済を感じた、特にレストランのあたりとか。職安の女性の視線なんかリアルだったな
どんどん主人公の表情がゆるんでいくのが印象的だった。冒頭、一瞬だけ映る街のショットがなぜか切なかった
子ども…
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