人情に厚い姉・梅吉と
ずる賢い妹・おもちゃが対照的。
妹がいろいろ引っ掻き回して…
主人とおもちゃの関係を
妻にバラす流れのシーンが面白かったけど、奥さんかわいそう。
タクシーの助手席にそその…
姉妹両方酷い目に遭う。
女性にとって嫌な男しか出てこない。
監督の周りには恋人や夫に利用されて苦しむ女性が多かったのかもしれない。なぜ虐待される女性を題材にした映画をとったのか、溝口健二自身に興味が…
木下千花『溝口健二論』を読み始めたので、キャリア前半?の作品でも観ておこうかと思って観た。1時間9分と短めだし。
24/9/8(日)
うーわ…… これは・・・大バッドエンドじゃねぇか。。
…
検閲がどのように入り、なぜ17分ものフィルムが喪失しているのかの考察は、木下千花著の研究論文がわかりやすく、ネットにPDFが転がってる。
おもちゃ、という可愛い名前のあざとい女性が、世の理不尽に…
男性優位の社会で、男性に取り入ったり従ったり生き方しかできず、その不利な立場関係からいいようにされる姉妹。
ラストの「なぜ芸妓なんて仕事がこの世にあるのだ」、こんな悲痛な叫びがあるだろうか。
…
甘えて突き放してもう一度戻ってくる、おもちゃがかわいい。距離の詰め方。
でもかわいそう
おおけが差せられてもおとこに まけてない まけない
女社会で生きてるお水さんの心
芸妓って商売なんであるんやろ…
義理堅い芸妓の梅吉に反して妹で当世風の芸妓おもちゃが手練手管で男衆を手玉にとるも痛い目に遭うお話。それでも信心はあるらしいおもちゃの表現が面白いです。
番頭による、惚れ込んでからの逆恨みという古今…
©松竹 大谷