祇園の姉妹の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『祇園の姉妹』に投稿された感想・評価

な
3.7

花と番茶とはったい粉を売りにまわってる
八幡巻きとハモの皮をお土産に買ってくる
妹はお人よしの姉が気に入らない

妹は色々画策して男の人を騙してうまくやろうとするが騙した男から大変な目にあわされる

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cuumma
3.8
売れない芸妓姉妹

馴染客を大事にし義理人情に厚い姉と、男性を仇のように思い踏み台にしてのしあがろうとする妹の対比

京言葉と昔の京都の街並みが味わえる

京都の年配の人は、今でも「はよ、いねや」「ねき」とか、使います。



YouTubeで見つけました。ラッキーです。
溝口健二監督。

祇園で働く芸妓の姉妹。
姉、梅吉(梅村蓉子)と妹、おもちゃ(山…

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4.2

オールドタイプの梅吉さんと、ニュータイプのおもちゃはん。
一見真逆な二人だけど結局どっちを選んだところで…というこの世界のやるせなさとしんどさが、いつまで余韻を残す。

見終えて改めて冒頭に戻ると、…

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おおきに
トリュフォーやゴダールらに多大な影響を与えた溝口監督作品、初です
1937年キネマ旬報第一位の作品

男と女、そして金
白黒みてるといまの映画と男女観が違いすぎて感覚バグる。そりゃ時代的に…

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4.0

まるで、川魚を素手でつかんだような、会話(ダイアローグ)の鮮度の高さ。つかまえたかと思うと、水しぶきとともに跳ねて、こぼれ落ちるように川へと帰っていく。

ある意味で、溝口健二の本領はこちら側だった…

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基本的に引き気味に撮られていたキャメラがラストで山田五十鈴に寄るところで泣いた。利己主義・自己責任論は人類の永遠テーマなんやろな…

男たちに(シンプル暴力で)解らせられる山田五十鈴にビビる。
3.5
一瞬ぼーっとしたらもうついていけなくなってえぐいもう1回見ます(今度)
ozabon
-
面白い。山田五十鈴が強い。長いワンカットとカメラの移動がすごい。
kyu
-

すごくシンプルな、現在まで綿々と続く社会構造や男女間格差を軽妙ながらも見応え抜群に描いた秀作。京都の風景と会話が最高だった。

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