キャグニーが今度は警察側にまわり、ギャングをバシバシシバいていく話なのだが(相変わらず無敵)、キーリーの常軌を逸したレベルの語りの効率性がやべぇ。
この監督、凄すぎやしないか…
滅茶苦茶面白か…
このレビューはネタバレを含みます
喧嘩が強くて女にモテてインテリで銃も扱えてユーモアもあるというキャグニーのキャラクター説明に時間を割き過ぎているので少しダレる。
嘘みたいに銃を撃ちまくって人も車も蜂の巣まみれ。特に山荘での銃撃戦は…
当時の水準作だろうか。同時代の『暗黒街の弾痕』(フラッツ・ラング)とか、『夜の人々』(ニコラス・レイ)と比較してはいけない。暗黒街育ちだけど有能な主人公、暗黒街から足を洗おうとする育ての親、最初は敵…
>>続きを読む禁酒法下のアメリカ。デイヴィス(ジェームズ・キャグニー)は違法キャバレーを営むギャングスターのマッケイの援助で法科大学を出て弁護士事務所を開いていたが、そんな折法務省のGメンをしていた大学時代の親友…
>>続きを読むギャングものだが、本作でのキャグニーはひとクセあるFBI。まだ若く、休む間もなく動き回る姿には、アイドル的な魅力も漂う。
80分強の短い映画だが、前半で登場したキャラを、後半で無駄なく役立てるしたた…