【「お母さん」であり「妻」である前に女は女であるという当たり前のこと】
丹羽文雄原作の人気ラジオドラマを映画化した本作は、二人の女性の生き様と心の揺れを丁寧に描きます。
小河内まゆみ(轟夕起子…
川島雄三監督のベタなメロドラマ。襖あるいはドアを閉めた閉ざされた向こう側の秘め事を、方程式のように繰り返し描く事で作家性をチラリと見せながらも、個性を消した大衆向けに撮り上げたプログラムピクチャー作…
>>続きを読む日曜の朝からコテコテの不倫メロドラマを観てしまった。盛大にフラグを立てながらのラスト。当時の人々はこういう映画を劇場で観てカタルシスを得ていたのか。三橋達也がケーリー・グラントに見えてしまうのだが、…
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前作同様のいかにもなストーリーが展開されるが、続編ならではの引き伸ばし感にみちあふれている。
いちばんの見どころが南田洋子のナチュラルな弱き美しさだということも、前作とおなじ。
温泉宿やホテルで…
前作と同年の公開.話の内容も前作から時を隔てていない.主人公の二人の女性が新しい人生の始まりに小さな歩みを進め・・・どうなったか.ラストに少し心は揺れたけど,前作とほぼ同じで少しだれてしまい,南田洋…
>>続きを読むシルエットを使った演出や、ガラス貼りの床のカット、構図へのこだわりで技巧を凝らしてはいるけども、あまり効果的ではなく…職人監督の立場でメロドラマをドラマチックに描くのは、それはそれで才能が必要なんだ…
>>続きを読む「いけませんそんな悪魔的なおっしゃりかた」←誘惑をはねのけるときに積極的に使っていきたいフレーズ。南田の浮気電話から轟の浮気電話につなげたり、踏切の警報がガス中毒死の予兆になったりする編集は健在だけ…
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