このレビューはネタバレを含みます
安政七年、水戸浪士たちが大老井伊直弼の暗殺を企てる。星野監物を首魁に同志が集うのだが、井伊家に通づる間者が紛れ込んでいるようで、井伊大老は姿を表さない。
そこで、示現一流の遣い手・尾州浪人の新納鶴千…
フォローさんのShoさんお薦めで鑑賞
何故だ!何故だ!何故だ!
莫迦が!莫迦が!莫迦が!
理不尽な侍の世界
菊であれ鶴であれ千代とつくのに
不憫で仕方ない。
皆さん試験でご存知の
ありおり侍りい…
1965年東宝・三船プロ。原作は何度も映画化されている。ということで桜田門外の変を舞台にしたプロット骨子は、密告者は誰だサスペンスと主人公の出自の謎で、時代劇要素の定番。橋本脚本は、金無し腕は立つ新…
>>続きを読むそれにしても三船敏郎の存在感たるや。
岡本喜八が三船を主演に黒澤明のように撮りたかったという意思をそこここに感じられるが、桜田門外のシーンあたりはまさしく喜八節。
そして新珠三千代がこんなに良い女優…
監督、岡本喜八。
脚本、橋本忍。
主演、三船敏郎。
もう、この時点で
名作の香りが漂うのは何故?
古き良き面白き邦画の脚本はいつだって橋本忍氏だ。脚本家デビューが黒澤明の「羅生門」だもの。以後、…
とてもいいです。編集の妙ですよ。カットの繋がりがかっこよいし、テンポもよくて魅了されます。話もいいですね。侍にとりたてられたくて井伊直弼を殺してしまい、サムライの時代を終わらせてしまう皮肉と、唯一の…
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