ブルックリンでタバコ屋を営むオーギー、その常連でスランプ中の作家・ポール、ポールがひょんなことから出会った訳アリ少年ラシード―3人の男たちを中心に日常を描く群像劇でした。
鑑賞後にじんわり余韻に浸…
心理的な部分が大きく描かれる描写は少ないが、人物の表情や話と話の間、でその人の心情がなんとなく伝わってくる。
真実は自分の中にだけ。
タバコ吸ってるとき、作中の煙の重さの測り方の話みたいな、ちょっ…
「作家のバフチンはタバコを巻く金がなくて、10年かけて書いた原稿を引きちぎり、それでタバコを巻いた。
死ぬときに大事なのは本か、一服のタバコか。
彼はタバコを選び、自分の本を全部吸っちまった。」
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