ネネットとボニの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『ネネットとボニ』に投稿された感想・評価

sonozy

sonozyの感想・評価

3.8

1996年、クレール・ドニ監督作。
先日見た『美しき仕事』同様、輸入DVD(英語字幕)なので見るのに時間かかります。笑;

死んだ母の家(マルセイユ)で暮し、叔父から譲り受けたバンで仲間とピザの移動…

>>続きを読む

若い女の子の妊娠の苦悩を撮るのかと思ったら殆どがその女の子の頼りにならねー変態兄貴にカメラを向けまくるなんてふつうの女性監督のやる技じゃないっしょ。尖り散らしまくってるクレール・ドニはそりゃ痺れるし…

>>続きを読む
ptzkk

ptzkkの感想・評価

4.2

ぺドロ・コスタの「骨」まではいかないが、中々のどん詰まり感。汚いフランスもよいね。プールに浮かぶネネット。ライフルの似合うイケメン、ボニはオナニー大好き。ボニの飼ううさぎ。青い浴槽。ピンクのパン屋の…

>>続きを読む
MegmiTanak

MegmiTanakの感想・評価

4.0

超近視ショットにより、豊満な胸なのか、妊娠したお腹なのか、それともピザの生地なのか、一瞬見ただけでは分からないときがある。でもそれこそがこの映画の全てなのである。兄ボニが好意を抱き、溺愛するものこそ…

>>続きを読む
Felix

Felixの感想・評価

-
不覚にも途中まで『ユー・エス・ゴー・ホーム』の続編だと気がつかなかった。

グレゴワール・コランが世界をその両の手で優しく包み込む映画。
親の別居で離れて暮らす兄の元へ妊娠した15歳の妹が転がり込み、反発し合いながらも、鬱屈した思春期の欲望と孤独を抱えた兄の心が癒されて行く。繊細で漂うような美しさと不思議と奇妙な心地良さ。
milagros

milagrosの感想・評価

4.0
何映ってるかわからないくらいのアップで体の感覚が伝わってくる。タクシードライバーのトラヴィスみたいに純粋で危うい彼は、優しすぎる。ただそこにある命を可愛がる姿が泣ける。
rico

ricoの感想・評価

3.8

ボニの危うさと純粋さを、瑞々しい映像で切り取られている。
美しい発色と、揺れるカメラ。
水の映画でもある。
絶望的な状況でも、赤ちゃんだけがささやかな希望の光だっていうのはピュアだなあ。
VHSはも…

>>続きを読む
Machy

Machyの感想・評価

4.0
すっかり忘れてしまいましたが、良かった映画に入れていたので、また観たいです。
t

tの感想・評価

3.7

窪塚っぽい童貞青年がパン屋の奥さんに欲情する。空虚な妄想はピザ生地へぶちまけられ(名シーン)、そして予想外な対象への愛情に昇華していく。兄妹間、親子間の関係性の微妙さ。孤独な魂たち。体臭。
ボニの飼…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事