馬鹿が戦車(タンク)でやって来るの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『馬鹿が戦車(タンク)でやって来る』に投稿された感想・評価

こち亀で言及されてていづれ観たいと思っていた映画。
コメディなんだけど、底に流れる容赦無い悲惨さ。
抑圧された者にはには戦車で暴れまわらないとどうしようもない哀しみがある。
監督山田洋次なのね。
「キワモノです」

クレイジーキャッツは好きなので楽しかったですがかなりキワモノ。色々と深読みできない事もないけれど、単純に荒唐無稽ハチャメチャモノに過ぎないのかも。山田洋二もスゴいの撮ってたんですね。
真綿

真綿の感想・評価

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コミカルなパッケージに反して、いざ観てみるとかなりペーソスに振り切っておりやや意表を突かれた。二次大戦の傷痕としての戦車が暴走する様は明らかに怪獣映画として演出されている。海へと続きゆく轍はなぜか『…

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↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。

☆☆☆(本編)

☆☆☆☆(プロローグ&エピローグ)

たった1人が暴走しただけでも、国が国としてちゃんと機能していない…

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larabee

larabeeの感想・評価

3.5

【これを上回るタイトルがあれば教えて下さい】

ハナ肇&山田洋次の馬鹿シリーズ第三弾。タイトルだけで期待が膨らみまくり。「馬鹿」が「戦車(タンク)」でやって来るんですよ、どんなとんでもない事が起こる…

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日下勉

日下勉の感想・評価

3.0
ハナ肇がタンクで村を縦横無尽に駆け回るところは痛快。
ただ如何せん物語は飲み込みづらい。
ホントはもっと哀しい話なんだけどもねぇ。

馬鹿を馬鹿にし続けると戦車で大暴れして大変なことになります。
「皆様方よ今に見ておれで御座いますよ」と始まってもおかしくない展開で一応喜劇なので戦車での死人は出ないのですが、もっと破壊はして欲しかっ…

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山田洋次監督の初期の喜劇作品。時代背景が違いすぎていて今の人たちが見てもピンとこないかもしれないが、社会の中での格差や差別、貧困の中での豊かさが根底にあり、市井の人々の怒りと悲しみをユーモアとペーソ…

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個人的に山田洋次作品で一番好きな作品。追悼:犬塚弘で再見。團伊玖磨の原案に音楽も本人。Kワード連発で地上波放送不可能か?配信でもピー音入れられそう。山田洋次のアクションコメディ。結構初期の山田洋次作…

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寅さんより5年前の山田洋次監督作品。題名と出演者の面々からドタコメのつもりで見たが、中身はけっこうシリアス。犬塚弘他助演者の演技のすごさ、岩下志麻のかわいらしさが印象的。後味は悪いが、妙に心に残りそ…

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