2012-04-04
K・ローチ監督作品。
イラクで起こった民間兵士の物語。「この自由な世界で」がすごく良かったので、また見ました。今の社会が抱えている問題を、当事者同士の理想と現実を正面からぶ…
リバプールを流れるマージー川に悲しみが流れる...
いつも戦争や社会制度など社会によって人生を翻弄される人物像を描くケン・ローチ監督。
本作は民間軍事会社に雇われた男の悲しい話で本領発揮です。
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民間軍事会社の実態を描いた全体的に暗い作品。民間なので現地や周りでゴタゴタがあっても、軍が守ってくれるわけじゃない。かといって退役軍人が何処で働くかというとあまりアテもない。そうなるとPMCは一つ…
オープニングとラストのフェリーの風景が印象的。こちらまで潮風の様子が伝わって来そう。イラク派兵と言えば、アメリカの蛮行がクローズアップされるがちだが、ヨーロッパからの派遣国ももちろん同様の苦難を抱え…
>>続きを読むストーリーも題材も良かったですし、ラストも嫌いではないのですが、登場人物の行動が納得いかない面が多々あるような気が…。
特に、いくら友人の死が絡んでいるとはいえ、SASの元隊員とは思えない主人公の軽…
重々しい内容はまさしくケン・ローチ監督。硬派も硬派で真っ直ぐ斬り込んでいく社会派。
主人公ファーガスの怒りや憎しみが痛々しく、それ故の真実への追及が容赦ない。
「イラクではよくある日常茶飯事」という…
イラク戦争当時、世界で最も危険な場所であった「ルート・アイリッシュ」上で起こった民間兵の死の真相を、一足先に帰国した親友が探る。まず最初に謎の死があり、その真相を探るだけの動機があるため、進行はミス…
>>続きを読む感想川柳「落ち着いて 短気は損気 そう思う」
ケン・ローチ監督作品ということで観てみました。φ(..)
2003年3月に開戦したイラク戦争後、バグダッド空港と市内のアメリカ軍管理地域グリーンゾー…