イラク戦争加担を重厚な社会派サスペンス風味で痛烈批判。ケンローチ監督作。
ルートアイリッシュとは「イラクのバグダッド空港と市内のアメリカ軍管理地域グリーンゾーンを結ぶ世界一危険な道路」だそうだ。
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バグダッド空港と米軍管轄区域グリーン・ゾーンを繋ぐ「ルート・アイリッシュ」。常にテロの標的として曝される世界一危険なこの道路で、派遣された民間兵士が死亡する。彼の友人である主人公は様々な疑問を抱き死…
>>続きを読む『SWEET SIXTEEN』『麦の穂をゆらす風』などのケン・ローチ監督による社会派戦争映画。キャストはマーク・ウォーマック、アンドレア・ロウ、ジョン・ビショップなどなど
リヴァプールの教会で、銃…
改めてケン・ローチの凄味を思い知った。どの作品でもケン・ローチは、それまでの己自身のアプローチとは異なる方法を試しているようでいて、それはケン・ローチとしては珍しい「コンゲーム」を扱った、二転三転す…
>>続きを読む2012-04-04
K・ローチ監督作品。
イラクで起こった民間兵士の物語。「この自由な世界で」がすごく良かったので、また見ました。今の社会が抱えている問題を、当事者同士の理想と現実を正面からぶ…
リバプールを流れるマージー川に悲しみが流れる...
いつも戦争や社会制度など社会によって人生を翻弄される人物像を描くケン・ローチ監督。
本作は民間軍事会社に雇われた男の悲しい話で本領発揮です。
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民間軍事会社の実態を描いた全体的に暗い作品。民間なので現地や周りでゴタゴタがあっても、軍が守ってくれるわけじゃない。かといって退役軍人が何処で働くかというとあまりアテもない。そうなるとPMCは一つ…
このレビューはネタバレを含みます