傑作。滅茶苦茶面白い。任侠の世界だからこそ成立するドラマ。あっちを立てればこっちが立たない。落としどころを巡って次々と人が死んでいく。人殺しは所詮ただの人殺しでしかないという突き放した結論は東映が…
>>続きを読む12/4@新文芸坐
組長が倒れ、跡目は誰が継ぐかと大騒ぎ。そこに候補でもある若山富三郎が出所してきてゴタゴタに・・・
鶴田浩二&若山富三郎の兄弟関係が熱く切ない。
鶴田が素直に引き受けていれば…
三島由紀夫が絶賛したことで知られる作品。たしかにマンネリズムとマニエリスムのある種極点という感じ。儀式としての賭け事と形骸化した仁義の話
この金子信雄を知っているからみんな仁義なき戦いのかなり端折っ…
鶴田浩二が義理と人情の狭間で追い詰められる渡世人を演じている。跡目争いを巡って次々に起こるトラブルを様々な人物を巻き込みながら展開させる笠原和夫の脚本と土砂降りの墓地を始めとする印象的な画面で描く山…
>>続きを読む2023/11/05
大阪旅行ついでに新世界東映にて再鑑賞
2021/12/01
心底震えるほど良い!最高の映画だ。仁義と人情に揺れる桜町弘子が良い、藤純子もちょうど良い、からの人殺しの一言。…
笠原のアンビバレントな任侠観が分かりやすく出ている作品なのでは。任侠の筋も男の意地、女の意地も悪賢い恥知らずにかかりゃ小児を騙すように弄ばれ利用される。浪曲じゃ"恩義を知らなきゃ犬畜生"言われるが、…
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