鬼の棲む館に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『鬼の棲む館』に投稿された感想・評価

☆☆☆★★

2016年2月12日 国立近代美術館フィルムセンター大ホール

この面子で一番鬼なのはどう見ても勝新だが、タイトルの「鬼」は新珠三千代演じる愛染の事を指している。

「それは良い所に気が付かれた!きゃはははは」
「ほれ、この様を見やれ!ありがたい聖が、犬のように…

>>続きを読む
や

やの感想・評価

-

冒頭のロングショットからのズーム、何気ないシーンだけど良からぬ気配を感じて、さすが宮川一夫だなーなんて思ったり。

勝新がぶんぶん刀(だっけ?忘れた)を振り回すシーンの迫力や、デコちゃんのブスっぷり…

>>続きを読む
K

Kの感想・評価

3.9

谷崎ワールド全開だつた。聖書か!みたいな笑ってしまうほどのすんごい設定で。そのぐらい茶化して観ないと怖いぐらいの映画。南北朝時代は、やばいね、時代設定としてはちょっと遠すぎた。でも最後は勝新がキメた…

>>続きを読む

最良の時期の神代辰巳に匹敵する傑作。製作に永田雅一の名がクレジットされ、原作谷崎潤一郎、撮影宮川一夫、舞台は南北朝時代…と来れば勘の良い人ならばすぐにあの巨匠の名が浮かぶであろう。いよいよ崩壊寸前の…

>>続きを読む
アノ

アノの感想・評価

4.5
どえらい傑作。
目と影の演出が恐ろしい出来。
目のアップの恐怖演出は陳腐になりがちだけど、これはすごい迫力!
佐藤慶を篭絡にかかるときに舞う着物のなびき(仏像にかかる!)にやられた。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

谷崎潤一郎原作。無明と愛染より新藤兼人脚本。
異常さはそこまで反映されてないかな…物足りぬ。濡れ場がなんせ物足りん。
ダイレクトなエロがないのは文芸映画だしお約束ごとなのでもちろんいいけれど、ラスト…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事