井上が、新東宝時代から温めていた題材で、そのころに観た「天井桟敷の人々」も影響している、という。影響というより頂きだし、マルセル・カルネに失礼な頂き方だ。井上が新東宝で監督デビューした52年に「天井…
>>続きを読む江戸の暗黒街を舞台にした、粋で、情緒たっぷりで、やがて切ない群像劇。 このような“大人”の時代劇も作れるとは、職人井上梅次の引き出しの多さに感心させられた。
歌舞伎の題目を基にした井上梅次のオリジ…
『天井桟敷の人々』の翻案らしいが、元の話を覚えてないので丁度良い。
大都会「江戸」の人・人・人に圧倒される。
往来の場面では、どの画面にも100人ぐらいいる。
これがプログラムピクチャーなんだからね…
お江戸版「天井桟敷の人々」。
想像以上によかった。長い横ドリーから入る泥棒通りの人混み情緒が圧巻で、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
ニセ金づくりの生臭坊主、過去ある流れ者、ニヒルな浪人や手癖…
雷さま、お富士さん、勝新、大木実、玉緒さんと出演者がすごく豪華で華があり、雷さまやお富士さんが歌舞伎を演じる姿も見られて楽しい。雰囲気は梅次先生にしては大人っぽい。モブシーンはどれもすごく人が多くて…
>>続きを読む豪華で楽しい~。男という男を惚れさす旅の一座の座長・山本富士子。まさに泥のなかの華。それを取り巻く三悪人の行動の動機は恋情一点である。むっっつりした顔してお富士さんのことしか考えていない大木実の気持…
>>続きを読む角川シネマの『大映女優祭』で観てきた。盲目の柳全が博多大吉に瓜二つで時空を超えて出演してるのかと錯覚! 勝新が若い生臭坊主で、すごいカッコいい! 目ヂカラが海老蔵だった! 大映映画ハマるなー! …
>>続きを読む