戦後の混沌とした
東京を舞台に、
汚れた俗世に塗れ、
肺を病んだヤクザと
それを救おうとする
ぶっきらぼうな酔いどれ
医者を描く、巨匠
黒澤明の佳作。
「酔いどれ天使」
ぶっきらぼうで酒飲みだが…
酒呑み口悪町医者の元へ、訳ありで手当してもらいに来た若きヤクザ、何かを悟った医者が気にかけるも、ヤクザはあまり聞く耳を持たずに我が道を突き進んでいく。
今の時代に無い荒々しさが可笑しくも魅力的。
ズ…
フランス映画みたいです
音楽が「ル・ジタン」と舞台がルイ・ジューヴェの「どん底」の雰囲気
道から逸れてしまっても元に戻れる方法を教えてくれる人が現れ差し伸ばされた手は掴んだ方が良い
男性俳優のメ…
ヤクザ者も堅気の人も変わらず必要な医療を受けることができるが(町医者の好意によるところも大きい)、ヤクザ者は安らかな死を迎えることはできないのか。
根は優しいのに意地なのか分からないが、あんな風に…
ストーリーとしては可もなく不可もなく、といった感じでしたが、やはりこの作品の見どころは三船敏郎の野性味溢れる演技ですね。
冒頭の血気盛んなやくざ者から、クライマックスに向かうにつれ、どんどん頬が痩…