マッチ工場の少女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『マッチ工場の少女』に投稿された感想・評価

4.0

🇫🇮変人と天才は紙一重、を地で行くアキ・カウリスマキ

「枯れ葉」(2023)で初めて知ったアキ・カウリスマキ。
彼がバズるきっかけになった「マッチ工場の少女」(1990)はずーっと見たくて寝かして…

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3.5

マッチ工場の少女とは…。悲惨の極みであった。

マッチ工場で働く主人公の少女は、給料を親に取り上げられた、家事全般もやらせられると言う奴隷状態であった。

人並みの幸せをて入れたくてディスコでナンパ…

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3.5

マッチ工場で働く少女イリス(推定18歳)は,毎日身を粉にして働くが,搾取する親や自分をもてあそんだ男へ復讐する。男への手紙が切なくかなしい。不運な幕切れに余韻が残る。
ところで,同日鑑賞した「パラダ…

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neroli
4.2

■アキ・カウリスマキ監督作品〜🇫🇮■
 
 
社会の底辺に属する労働者や主人公に捉え、踏みにじられる人間性とその回復を描くことが多い作家主義の映画監督〜🎬
 
本作『マッチ工場の少女』は、『パラダイ…

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『効果は?』
「イチコロ」
『素敵』

あらすじの通りで、それ以上でもそれ以下でもない、でも引き込まれて面白い。台詞が極端に少ないのに分かる進行。無表情なのに表情豊か。やっぱりアキカウリスマキ好きだ…

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K
-
過去鑑賞(レンタル)  ○
カティ・オウティネンの働くマッチ工場の流れ作業のように、淡々と不幸が訪れる。
そして、カウリスマキ作品のマナーから外れることなく、殺人の場面は描かれずにただ示唆される。
なぜか鬱ではない。なぜか元気が出る。

君がくれるものは
  失望しかないのだ
お
3.6
薄幸な女性の不幸な生活が淡々と描かれていた。セリフが少なく、流れる曲の歌詞が皮肉的だった。
希望がなくなって無敵の人になった時、逆に生き生きして見えるのが悲しかった。

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