本日の巣ごもり鑑賞。
川端康成『みずうみ』が原作、というよりも『みずうみ』での脇役的登場人物・水木宮子(岡田茉莉子)の目線で、小説では主役の桃井銀平(露口茂、映画では桜井銀平となっている)を脇役に置…
川端康成の原作は知らない。不倫の戯れに女(岡田茉莉子)の裸体写真を撮る男。そのネガが入ったハンドバッグを暴漢に投げつけて紛失した女に架かる電話。何かで見たような話ではある。ネガをもとに女に近づく男(…
>>続きを読む『悪は存在しない』絶賛公開中の濱口竜介監督が、La Cinetekでのお気に入り映画51本のリストに挙げており、未見だった吉田喜重の作品。
美しく流麗なメロドラマの傑作『秋津温泉』から、グイッとア…
全てのショットが計算され尽くされており、ほんとうに美しかった
純文学を映画化した作品なので、ストーリーに普遍的な面白さはなかった
ただ、主人公の女性の感情をカメラやサウンドをフルに使って表現され切…
茉莉子様の横顔映画であり歩き姿映画。駅のホームのとことか半分くらいまでは結構よかった気がするけど、誰もこの女の実像を見てない……というか「この女の実像ってなにかね?」っていうのが本筋であり、後半全体…
>>続きを読む良すぎちゃったな...
勅使河原映画に通ずる「性」や「罪」のような、人間の本能を刺激される物語にとてつもなく興味をそそられるが、
これらは日本ヌーヴェルヴァーグのテーマらしく、そうか、だから私はこの…