激動の昭和史 軍閥の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『激動の昭和史 軍閥』に投稿された感想・評価

         日本的な責任の行方

すべて東條英機のせいになっていました。東條英機をスケープゴートにしたという論もありますが、この作品を観る限り、すべて東條英機の責任に思えてきます。

ラスト近…

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軍部、政界、新聞社というエリート層から見た2.26~原爆投下。『軍閥』と題するほど軍閥のマニアックな話ではない(それが見たかった)。戦争シーンがジオラマと模型感丸出しだけど、エリートの戦争観を皮肉る…

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あきら

あきらの感想・評価

3.0
2・26事件から原爆投下まで駆け抜ける戦中。軍部はもちろん、さらにはマスコミの責任、国民の熱狂などがないまぜになって、どんどんどつぼにハマっていく日本。
gakupapa

gakupapaの感想・評価

3.5
戦場のシーンは最小限で上層部にのみフォーカス。
東条英機の暴走、陸海軍の意地・見栄の張り合い、大本営発表、言論統制。
戦争で死んでゆく国民の空しさがひしひし。

二・二六事件から原爆投下までの出来事を、史実のみで淡々と描いた作品。ちとドラマの起伏が少なく物足りなさを感じる。
東條英機を一方的な悪として描きすぎているが、彼のいない場所ではあるが、「東條英機一人…

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「日本のいちばん長い日」の敗戦があるなら当然開戦もある。山村聰の米内光政内閣倒閣から神山繁の近衛文麿内閣に転じた所から、サイパン玉砕で大東亜共栄圏が倒壊する迄の、小林桂樹の東條英機内閣の実態を描いた…

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小林が東條を熱演。

激動の昭和史 軍閥

今年も木曽駒ヶ岳登頂。
標高2956mの雲の中に座ってレビューを打つ贅沢を堪能中だ。


大日本帝国が第二次大戦に突入してゆく過程を、軍閥同士の虚勢合戦という視点から追求した作…

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