原題『Naissance des pieuvres』(2007)
監督・脚本 : セリーヌ・シアマ
撮影 : クリステル・フルニエール
編集 : ジュリアン・ラスレー
音楽 : パラ・ワン
出演 …
これが長編デビュー作だなんて、素晴らしいセリーヌ・シアマ監督。大好きな世界観。
10代の女の子3人、外見と内面のバランスが取れない3人。それぞれモヤモヤする何かを捨てたいような、超えたいような。
…
この歳にしてこの色っぽさ!いわゆる人生何周目的な、貫禄すら感じさせるほどの、全身から立ち昇るような色気。いやぁ、まいりましたわ。はい、主人公マリーが想いを寄せるフロリアーヌ(アデルエネル)の話です。…
>>続きを読む思春期、少女が自分よりも少し大人びた少女に恋する時期があると思う。同性愛という程の生々しさでは無く、憧れから転じた淡い恋とでも言うのだろうか。
さて本作、上級生の美少女フロリアーヌに恋した15歳の…
このレビューはネタバレを含みます
やばい…完全にセリーヌ・シアマの虜だ…久々に観ながらうぉ〜〜これめっちゃ好きだ〜〜!!ってなった。やっぱり私、フランス映画の余白たっぷりな感じ大好きです。
初恋とバージン、形は少し違うけど思春期の…
様々な意味で納得感のある映画だった。描かれた人物やドラマについても、語り手である監督についても。それは『燃ゆる女の肖像』(2019年)で感じたことをどこか確認するように、セリーヌ・シアマの監督作を遡…
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