重大なシーンでフィルムの粒子が粗くなって傷も目立ってくるのが中華圏の映画っぽくて良い。全く意図的なものではないんだろうけど、大事なシーンに限ってそうなるっていうのがもはや演出的というか。
本編その…
福喜が賭博で何もかも失う所から始まる物語。心を入れ替えて人生を立て直す中で文化大革命の荒波に巻き込まれて行く。
当時の中国や文化大革命の空気は、私には到底理解の及ばない世界ではあるけれど、分かる人…
1940年代〜60年代、激動の中国を生き抜いた家族を描く大河ドラマ。中国近代史に疎いので、見ている時は走資派や造反派といった用語がよく分からなかったがストーリーを追う分には問題なかった(多分)。
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1940-70 中国 激動の時代
同じ時代を描いた作品にラストエンペラーと覇王別姫がある。
皇帝と京劇を描いたこの2作品と比べると、庶民をメインに描いた活きるは正直地味であまり惹かれなかった。
反…
毛沢東時代中国好きとしては美味しい画が盛りだくさんでよかったんだけど、悲劇なのか喜劇なのか、ぱっとしなかった。お父ちゃんのドジが笑い事では済まないレベルなんだけど、中国の人としては笑うとこなのか、感…
>>続きを読むとても辛い。なんちゅうか。ほんと運がない家族というかなんというか。そんな単純な一言で片づけちゃいけないのは分かってるけど。イーモウにしては分かりやすすぎるのがちょっと不満かな。とっても贅沢な不満だと…
>>続きを読むチャン・イーモウ監督作の「菊豆」と「紅いコーリャン」が好みだったので今作を鑑賞。
前述の映画とは雰囲気が全然違いました。
「中国の歴史に翻弄される一家を描いた物語」というよりは「ある一家を通して中…